イタリアのファッション機関上海に代表処を設置

イタリア紙「24時間太陽報」によると、イタリア紡績服装業界最大の業界組織であるイタリア紡績服装協会はこのほど、年次総会でイタリア紡績ファッション連合会（略称Sm）に正式名称を変更し、同連合会が中国上海に代表処を開設すると発表した。同連合会は今回、上海に代表処を開設し、イタリア国際貿易部、イタリア対外貿易委員会の協力、サンパウロ連合銀行からの資金支援を得た。連合会のゼニア議長は、上海代表処の主な仕事は市場を監督し、イタリア企業に技術支援を提供し、偽物製品を監視し、気に入った企業間の貿易交流と協力を促進することだと述べた。2007年のイタリア紡績ファッション業界の売上高は前年同期比3.3%増の546億ユーロに達したという。その中で対外輸出は5%増加し、業界の回復を牽引する主要な力であり、輸出製品は服装、靴、セーターを中心としている。